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不規則な生活こそ美容の大敵①

お正月休みやゴールデンウイークなどの長期休暇の後には、疲れがどっと出ます。長期休暇中の不規則な生活は、体内時計を乱してしまい、なかなか痩せられない肥満に導く可能性があります。同じ量を食べているのになぜか太ってしまう。この原因には「時間」が関係しているのです。つまり、肥満を予防・解消するためには、「何を食べるか」に注意するだけでなく、「いつ食べるか」に十分注意をする必要があるのです。ある実験で、「ピーマル1」という時計遺伝子がなく、体内時計が狂って正常に作動しないマウスは、正常なマウスと同じ量のエサを食べているのにもかかわらず、肥満になることが明らかになっています。

さらに正常なマウスは規則正しく食事をしている一方で、体内時計が働かないマウスは、寝ているべき時間にエサを食べるなどして、食べる時間が不規則でした。つまり生活リズム、特に食事の時間の乱れで、同じカロリーのエサを食べていても、肥満になってしまう危険性を指摘しました。このメカニズムには脂肪細胞にある「ピーマル1」という時計遺伝子と、脂肪細胞から分泌される「レプチン」という食欲を抑制する働きを持つホルモンが関係しているのです。

ピーマル1は、脂肪細胞の中で脂肪をためこむ働きをするタンパク質です。ヒトの場合、夜暗くなると増え、朝明るくなると減る性質を持っています。私たちの体のリズムをつくるのに関係しているため、「時計遺伝子」と呼ばれています。夜食を食べると太りやすいのは、夜暗くなるとピーマル1の分泌が増え、食事から摂った脂肪を脂肪細胞にため込もうと一生懸命働いてしまうからだったのです。